- 溶接工法:
- 工場内作業
- 施工名:
- 粉砕機用駆動ギア 肉盛り溶接補修工事
受け入れ時の全景写真
全ての歯が磨り減っている状態。浸透探傷試験で亀裂等の欠陥が無いか確認する。
細かいクラックはありましたが、全体が破損してしまう危険性がありそうな亀裂は、確認されませんでした。
シャフト嵌り込み部やキー溝部に指示模様は、確認されませんでした。
磨り減って剥がれかかっている部分を除去する。
歯の形状を想定し、溶接にて肉盛りする。
内径部及びキー溝部を肉盛りする。
熱処理にて応力緩和を行なう。
肉盛り溶接完了。
相手側のギアから型取りをする。
型を取る前にバリなどを除去し清掃する。
浸透探傷試験で亀裂等の欠陥が無い事を確認する。
型を模範とし、光明丹で当たりを確認しながら歯の形状を整える。
仕上げ加工が完了した後、最後に全体を浸透探傷試験で確認する。特に欠陥が無い事を確認し完工と致しました。